2013年7月12日金曜日

弁護士になるための勉強より,弁護士として生きて行く勉強の方が100倍辛い。

外に出た瞬間に夏バテ。弁護士の渡部源です。


皆さん,熱中症には本当に気をつけて下さい。私は昨日,後輩弁護士の飲み会の会場に向かうだけで倒れそうになりました。


どうでもいいですけど,私,横浜弁護士会のチューターに選任されております。昨日の飲み会もチューター関連です。


ここでチューター制度についてご説明申し上げます。

現在,弁護士業界は,修習(研修みたいなもの)期間の短縮化,法曹人口の激増に伴い,新規登録弁護士のスキル維持・向上が課題として挙げられており,また,法曹人口の激増により,新規登録弁護士が人的繋がりを築きにくい状況にあります。法的スキルは,単に教科書を読むだけでは身に付かず,多種多様な事件に触れることにより研鑽されるものであり,新規登録弁護士の「孤立化」は避けることは絶対的な命題なのです。

そこで,このような新規登録弁護士をサポートするべく,登録して間もない弁護士を会内の先輩弁護士がサポートする体制をとり,弁護士会としての質を向上するため,このチューター制度を作り出したのです。


愛知県弁護士会が。


さすが愛知県弁護士会。そこにシビれる,憧れる。プロシュート兄貴,さすがです。

※私は育ちは横浜ですが,実は生まれは名古屋市です。たまに標準語と異なるイントネーションを発するのはそのためです。

※チューター制度にプロシュート兄貴は全く関係ありません。


で,この愛知県弁護士会が作ったチューター制度が評判良かったみたいで,横浜弁護士会がパクりました参考にして制度化しました。

具体的には,
・新人(登録1年以内)を10名1グループにして,
・ベテラン弁護士(キャリア20年前後),中堅弁護士(キャリア10年前後),若手弁護士(キャリア3〜5年程度)を各1名ずつ選出し,
・定期的に勉強会と懇親会を開き,新人にイロハを叩き込む。
というものです。

各グループの指導弁護士の方針により,勉強会の方法は様々ですが,私は今年チューター2期目なんですけど,かなりしっかりとした勉強会にしています。

実戦で即役立つものを満載にしているので,もう本当に新人から金を取ってやろうかと思うぐらいしっかりやっています(金は取っていません。)。

私はずっと良い意味での体育会系に身を置いていたので,「教える」という行為が好きらしく,私自身は楽しくやらせてもらっています。


さて。ここからが問題なんですけど。

このようなチューター制度なんですが,私が思っているだけなのかもしれないんですけど,指導弁護士の人選基準が謎です。

今,名簿を見る限り,指導弁護士に選出されている先生方は立派な先生方ばかりで,お会いしたことなくても「名前は知っている」という豪華メンバーです。

何が言いたいかというと,私だけすごい浮いている。

「またまた,謙遜タイムが始まった」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが,昨年度のチューター打ち上げ会の際,全チューターが揃っている場で酔っぱらって正面壇上で飛び跳ねて得意のマイクを思う存分披露したんですけど,歴々の先輩方から中途半端な失笑を頂戴した上,まばらな拍手で退場するという安心と信頼の実績を残したので,浮いていることには間違いありません。

今から今年の打ち上げが怖くてなりません。


更に怖いのが,「最長で2期」といわれているにも関わらず,「チューターが楽しいから」という安易な動機で3期目のチューターを引き受けやがった引き受けて頂いた同期の弁護士が登場したことにより,「3期目もあるよ」という前例が生まれたことです。

ただ,この点は心配していません。

まさかこの破天荒弁護士を3期目に突入させた場合,それこそ横浜弁護士会の威信に関わる問題だと思いますし,万が一3期目の指名が来た場合には,今まで教えた新人達総勢約20名をおれの代わりに若手枠の指導弁護士として差し出す用意は整っているからです。


今回の投稿は,横浜弁護士会に対する牽制の意味合いを有しております。

フリじゃないです。いやほんと。

チューター自体は楽しく真面目にやらせて頂いております。

この投稿を見たうちの班の者は,心しておくように。












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